なぜか the がつく言葉のいろいろ 冠詞 the を理解しよう(3)
- 2019.05.31
- 文法
the は「特定されたものにつく」とはよく言いますが、そうではない例外も沢山存在します。これはもうネイティブでも、覚えるしかないと言うほど。例外の多いものほど、ルールを学んでも身につきにくいですから、とにかく体得することが上達への近道だと思いますよ。今回の話も、学んだ後にちゃんと使って、習得していきましょう。
まずは冠詞の基本から…という方は、別記事がありますのでそちらをお読みくださいね。
なぜか必ずつく the
in the morning
in the afternoon
in the evening
時間を言う時によく使いますよね、このフレーズ。なぜ the が入っているのか、ネイティブに聞いたところ、こんな答えが。
なんでって言われてもなぁ、分からんわ。皆こう言ってるし。
英語を使いこなすには「だって皆こう言ってるやんか、だからマネしよ!」が一番です。応用すると、こんな風にも使えます。
in the early morning
朝早く
early を入れる場所2つ
ところでこの early、入れる場所は上記のひとつだけではありません。以下の2文で確認してみましょう。
I woke up early in the morning.
今朝早起きしてん。
少し文法的な解説にはなりますが…この early は woke up にかかっています。「起きた」、そしてそれが「早い時間」だったという説明を足していて、副詞の役割をしています。
I did my homework in the early morning.
朝早くに(起きて)宿題やってん私!
こんどは、「朝早い時間」というまとまったひとつの名詞をつくっています。
副詞って?名詞って? 私個人的には、そんなの深く分からなくてもいいと思っています。私たち日本人は文法から勉強するから嫌になってしまうんだと思うから。いちいち「これは副詞だから…」とか考えてから話ませんし。だから、上記で言ったように「皆こう言ってるから、マネしよ」で学んだらいいと思うんです。実際私自身も「現場の数をこなす」で上達させてきました。のちのち上達し、改めて文法を勉強したり確認したりした時に「なるほど」と理解する、その流れのほうが自然で、しかもしっかり身に着くように思います。なのでとにかく、発話の練習をすることをお勧めします。
in the .. が使えない、時間の表現
ところで、同じ「時間」を言うのでも、in the が使えない場合もあります。
at night
at midnight
at noon
同じく何度も繰り返し発話し、習得していきましょう。
まとめ
in the morning, in the afternoon, in the evening
at night, at midnight, at noon
理屈なしで、使いまくって覚えてしまいましょう!
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