会話力アップのための英語日記のつけ方

会話力アップのための英語日記のつけ方

こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ)です。

「英語、毎日やってますか?」… と聞かれて「ハイ!!やってますよ!!」という初心者さんは、正直少ないのではないでしょうか。とくにこのサイトをご覧になっている方は、きっとお仕事や学業にも勤しんでおられると推測します。日々忙しく過ごしていると、なかなか毎日は…というのも分かります。

でも、実際は、毎日やったほうが、上達するのは当然ですよね。

現在大人の皆さんなら英語は中学1年生から、今の小学生なら3年生から学び始める(始めた)ことが多いでしょう。そのせいか、英語は「教科」であり、机に向かって勉強するものというイメージが強かったり。それから、やっぱり机に向かってすることが多かったり。実際は英語を話す機会のほぼない日本国内ですから、それも無理ありませんね。

ではそんな現状で、どうやって「毎日」英語の学習、とくに「会話」の習得ができるでしょう。

そのアイデアのひとつとして、日記をつけてみるのはいかがでしょうか。

 

英語で日記をつけてみると…

「毎日」をクリア!

日記なので、基本「毎日」という項目を突破できますね。なかなか続かないという方も、毎日でなくても「続ける」という意識が高まるのではないでしょうか。英語学習を継続させる癖をつけるために、ひと役買いそうです。

自分のことを書く(言う)練習になる

テキストや問題集は「他人の話」でしかありません。よくあるロールプレイング形式のように、AさんとBさんの会話の例を読んで練習したとしても、それも他人の会話であり、自分のそれとは違いますね。

英語に限らず何でも「自分に身近であればあるほど実感がわくはずで、記憶にも残りやすい」と言えますから、自分のことを書く日記は、とてもいい学習ツールになるのではないでしょうか。

 

英語で日記を書くときの注意点

さて、ここからは英語日記を書く上で、初心者さんがやってしまいがちなこと等、注意点を挙げていきます。

過去の出来事リストにしないこと

 

I went to school today.
I had lunch with my friends.
I studied English after dinner.

 

こんな風に、今日したことを書くだけ…そんな風になってしまわないように注意しましょう。もちろん英文を書く練習には悪くありませんが、英会話を習得したいなら、気を付けることがあります。

何を書けばいいのでしょう。それは「自分の気持ち」

学校に行ったなら、そこで友達と話してどう思ったとか、先生の話に感動した、とか。自分がどう思ったかを書きましょう。

外国人との実際の会話では「それで? 君はどう思う?」みたいなことをよく聞かれます。仕事のミーティングでも「発言しないならいないも同然」であり、日本の「ただいるだけで参加している」状態とは異なります。そんな英語の世界で生きていくには、自分の気持ちをちゃんと言えなければなりませんから、日記はいい練習になると思います。

 

辞書や高度な文法を駆使しないこと

書きたいことがある…でも単語が分からない。それは大いにあることだと思います。辞書を引くこともあるでしょう。でも、その頻度は、控えめにすべきです。

また「あれやっとけば良かった」って書きたい。文法をネット検索して書く… というのも控えましょう。

なぜか。

実際の会話では辞書を引いている暇はありませんし、文法を勉強してから話すことなんて、当然できませんから。

日記を書く時は「自分の実力+ちょっと」でいいと思います。「+ちょっと」辞書を引いて新しい単語をゲットする。不確かだった文法や動詞の過去形を確かなものにする、みたいな。

こんな例があります。

私は英会話教室を経営していますが、初心者の社会人の生徒さんの英語日記を添削していたときのこと。reduce carbohydrates (炭水化物を減らす)という単語が書かれていました。

健康のために…という話だったのですが、辞書を引いてなんとか文章を作ったというのがすぐ分かります。それ、会話で使えますかというと、そうでもなかったりします。

無理して文章を作らず、辞書に頼らず自分で書けるレベルの文章で十分です。話せるレベルは、書けるレベルより劣ります。話す時は、書くときと違って考える時間がありませんから、本当の実力が出るんですね。だから今自分が書けるレベル=話せるとは言えません。ちゃんと話せるように、書いた文章がちゃんと発話できるかを考えてみるといいでしょう。

 

スペルミスを見つけよう

前項で辞書をあまり使わないでと言いました。単語は知ってるのに、スペルが分からないから調べる…ということもあると思います。そこで注意。

スペルを、最初から検索しないこと。

まず書いてみる、それから調べるのです。今では携帯上で日記をつける方もいるかもしれませんけど、自動的に候補が出てきてしまって、単語を全部打たなくても入力できたりしますよね。これではスペルが覚えられません。漢字を忘れた、というのも同じです。使わなければ忘れます。ちゃんと覚えるためには、まず自分の脳を使いましょう。

 

まとめ

書き方などポイントいろいろ紹介しましたけど、肝心なのは続けることです。最初から沢山書かなくても、数行でもいいと思います。

私も昔やったことがありますけど、最初の頃はあまりにも書けなくて、数行どころか2行で終わっていたこともありました。それがいつの間にか、ノートが一冊終わるころには、1ページ全部書いていたことも。

書ける、話せるようになってくると、だんだん楽しくなり、もっとやりたくなります。

英語は長距離走。短距離のようにスタートダッシュをしてしまうと、すぐ息切れします。マラソンのようにゆっくり、確実に、丁寧に走る。その気持ちで日記も楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

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