髪型イロイロ

髪型イロイロ

ヘアスタイルには世界各国いろいろありますが…ある意味日本人ならでは???と思えるようなモノもありますよね。意外に知らない・言えない髪型いろいろ、ご紹介しましょう。会話でも使えるものを集めてみました。

髪型いろいろ

 

巻き髪 … curly hair, wavy hair

ガッツリ巻かれた髪は curly、ゆるいカーブの髪は wavy を使います。くせ毛も同様です。

 

ポニーテール … pony tail

ポニーのしっぽのようなヘアスタイル、説明も不要なほどお馴染みの髪型ですね。ちなみに、横で2つにくくった、小さな女の子がよくしている髪型は、twin tails と日本語英語っぽく言えたりしますが、bunches というほうが伝わるでしょうか。

bunch そのものの意味は「束ねる」となります。それに複数形の es をつけ、2つにくくっている状態の髪型を指すんですね。

a bunch of sunflowers(ひまわりの花束ひとつ)など使うこともできますよ。

 

もみあげ … sideburns

髪型と言えるか分かりませんが、もみあげのことは sideburns と言います。

 

七三分け … side parting

7:3に分ける…という感覚で使う英語はなく、ただ「横分け」という感じになりますよ。

 

スキンヘッド … bald

スキンヘッドとは言わず、bald head などと言います。

ちなみに、だんだん髪がなくなっていくことを go bald と、go を用いて言うこともできますよ。go という単語は「行く」と思っている人も多いと思いますが、そもそもの原義は「その場から離れて、違うところに向かう」ということ。今ある状態から変化することにも使える便利な単語です。

 

The apple went bad. 
リンゴ腐ってもうた!

bad(悪い)状態に向かう、つまり「腐る」ということになります。もちろん、腐るまでいかずとも、ちょっと傷んでるとも訳せるでしょうね。直訳せず、アタマを柔らかく「それはどういうことなのか」を理解するようにすればいいと思いますよ。

ちなみに、洗濯用洗剤の「ボールド」は bold と書き、まったく違う単語です。これは「大胆な」などという意味になりますよ。

 

狼カット … mullet

wolf cut とは和製英語でしょうかね??

 

モヒカン … Mohawk

無理やりカタカナで言うと「モーホーク」なんて感じでしょうか。

 

前髪 … bangs 

必ず bangs と s をつけて使います。bang というと「ドンドンとたたく」という別の意味になってしまいますよ。

バーコード頭 … comb-over

バーコード頭とはよく言ったものではありますが、これも和製英語というか、日本特有の言い方でしょう。英語では、comb(櫛)で片方の髪をもう片方に over する(上からもってくる)という言い方をします。

 

 

「髪を切る」と言いたいとき

さて、髪型をいろいろ紹介しましたが、実際髪を切るときは、どのように言うのでしょうか。

 

I had my hair cut.
髪切ってん。

実際のところ、だいたいの人は自分で切らず、美容院などで切ってもらうことが多いと思います。でも、日本語の「髪切った」を直訳して I cut my hair. と言ってしまっては間違いです。これでは自分が切ったことになってしまいますよ。

 

「人」に「目的となるもの」をしてもらう
have + 人 +目的となるもの

 

また、髪切ったん?と聞く場合は以下のように言えばいいですよ。

 

Did you get your hair cut
髪切った?

Did you cut your hair? とは聞かないでくださいね。これも「自分で髪切った?」と聞いてしまっています。ただし、前髪ガタガタでヘンになってしまっている友人に「アンタもしかして自分で髪切った?」と言いたい時はこのままでOKです(笑)

 

そして美容院でキレイになった相手に、最後にはこう言ってあげると喜びますよ。

 

Nice haircut!
エエやんその髪型!

 

 

まとめ

今回は数あるヘアスタイルから、とくにちょっと使える、面白い髪型を選んでみました。いろんな種類がありますが、その言い方は日本ほど細かく分かれていないような気もしますね。