プロポーズ!!

プロポーズ!!

一生に一度だけですかね、「プロポーズ」という言葉を使うのは? …答え。違います。再婚するなら2回だろう? …いえいえ、結婚の回数のことを言っているのではありません。それ以外にも使えるんですよ、このプロポーズという単語。ではどんな時に使えるか、例文を挙げてみてみましょう。

propose のそもそもの意味

私のこのブログでは、たびたび「原義」という言葉が登場します。原義とは「その言葉の持つ、そもそもの意味」です。これが分かっていると、意味がたくさんありそうな単語、例えば take や get などでもあっさり理解でき、応用を効かすこともできます。日本語での意味をひとつずつ覚えていかなくてもよくなるので、効率も上がるし、アタマも柔らかくなります。

では、propose の原義はというと「前に置く」です。そこから、物事を「提案する」「提出する」という意味で主に使われます。結婚を申し込むプロポーズも、結婚というこれからの未来計画を提案・申し込むという感じでとらえられるでしょうか。

 

OK, let’s propose our new plan to the boss.
よっしゃ、この計画上司に言ってみようや。

 

Listen! Nate proposed to her girlfriend on their first date!
ちょ、聞いて! ネイト、初めてのデートでプロポーズしてんて!

 

 

カンパイ!

「前に置く」のが propose の原義ならば、これも理解できるのではないでしょうか。

 

I’d like to propose a toast!
カンパイしましょー!!

乾杯の音頭を取るには、give / have / make を propose の代わりに使ってもいけますよ。

 

 

 

なぜ toast ??

ところで、toast というと、朝ごはんの時の「トースト」を思い浮かべませんか? 同音異義語でもなく、同じ単語です。これは、昔、ワインなどにトーストを入れて物事を祝したというのが由来だそうですよ。語源って、面白い!

 

 

まとめ

propose は、結婚を申し込む時だけじゃなく、何かを提案する・申し込む時などにも使える