「やらないことを決めた!」と言うには? decide を使いこなそう
- 2018.12.07
- 文法
こんにちは、Eri です。
私が「英語やる!」と決意し勉強し始めて早10数年。しかし、その過程には、勉強しなかった時期も、勉強に身が入らなかった時期もありました。英語に限らず、物事を続けることは、そうたやすいことではありませんよね。
さてでは今日は、これまたよく会話に出てくる decide「決める・決意する」という単語を使って、会話の練習をしましょう。
英語の勉強することに決めた!
勉強の仕方にはいろいろありますが、例えば洋書を読む、というのも語彙力を上げるのに欠かせない勉強法です。decide を使って言うと、こんな風になりますね。
I decided to read one English book every day!
洋書これから毎日1日1冊、読んだる!!
decide は基本、あとに to do の形を用います。
to do? ing? どっちを使えばいい?
こういった形式の文法では、よく to do なのか -ing なのか迷う、という声が上がります。そこで、どちらの形を使えばいいか参考になるヒントをひとつご紹介します。
未来の話なら to do
過去の話なら -ing
decide は「今後の何かについて、決意する」という未来の話ですので、to do を使います。これについて詳しくは、別記事でまたお話しましょう。
英語を勉強しないことを決めた!と言うには
冒頭にも触れたように、物事はなかなか続くものではありません。それは難しいことであればあるほど、続かないもの。
勉強すると決めた日から数日、残業続き、なかなか本を読む時間がとれない。さらに1日1冊なんて高すぎた目標…そして早速挫折…「やーめた!」となるのも時間の問題かもしれません。
ではこの「やーめた!」を同じく decide を使って文章を作ってみましょう。
I decided not to do it anymore!
もう英語勉強すんのやめた!
decided のあとに not をつけるだけで OK!
「~するのを決める」を意味する decide ですが、「~しないことを決める」と言いたいときに、I don’t decide to…. と言ってしまいそうになりますが、それでは「決めない」と言ってしまっていますね。
聞けば「あぁそうか」と納得できそうなんですけど、自分で考えるとなかなか出てこないんですよコレ。
また、ここでは、先ほどすでに登場した read one English book を do it で置き換えています。英語では、同じことを何度も言わず、二度目三度目は it を用いることが多いですね。
そして実はこの decide not to do… の文法は、TOEICの試験にもよく登場しています。TOEICの点数は取れるのに話せない、という日本人はたくさんいます。会話でもちゃんと使えるようになるには、練習あるのみですよ。
辞めることは、いけないこと?
日本人は、一度決めたことは最後までやることが美徳としている所があると、外国人は言います。やめることがいけないことだと思っている節があるかもしれません。
でも実際、その決めたことが正しいことだとは限りませんし、最初はよくても状況が変わり、軌道修正が必要になることだってあるでしょう。必ずしも「やめる」ことが悪いこと、恥ずかしいことだとは言えませんよね。
あなたは何を decide to do しますか。
また、何を decide not to doしますか。
複雑で情報にあふれた現代社会、たまには decide not to do で、タスクを減らすのもアリかもしれませんね♪
まとめ
「~をやらないことを決めた!」と言うには decided not to do ~ を使おう
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