時計の「針」は needle ではなくて…

時計の「針」は needle ではなくて…

こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ)です。

時計の「針」と日本語では言いますが、英語では違います。なんていえばいいのでしょうか。時計について正しい英語の表現を知っておきましょう。

「針」を英語で言うと

まず確認しておきましょう。英語で「針」は needle と言います。

針が出たついでに覚えておきましょう、「糸」は thread と言いますよ。

 

時計の「針」は needle ではない

タイトルでも言いましたが、英語では時計の針は needle とは言いません。日本語から考えて直訳するとおかしくなる例のひとつでしょう。

ではどう言うか。

 

hand(s)

そうなんです、「手」を使うんですよ。時間を指すその針、確かに「手」と表現するのもわかるような気がしませんか。よく見ると日本語で「指す」というのも「指」という漢字を使っていますしね。モノを指すのは指であり手の場合が多いですもんね。

 

長針・短針・秒針はどう言えば?

時計の針が hand なのは分かりました。では、時計には3種類の針、いえ手がありますよね。それぞれ何て言えばいいのでしょうか。

 

長針 … the hour hand, the long hand, the big hand

短針 … the minute hand, the short hand, the little hand

秒針 … the second hand

上記のように、いくつか言い方があります。

一時間単位の hour、分を刻む minute、秒を刻む second という言い方。ここは日本語と同じく「長い短い」で表現する long、short を使う言い方。「大小」で表現する big、little 。

私は個人的に long, short を使っています。アメリカ人知人も同じだと言っていましたね。特に私は、日本在住・子育て中の身なので、日本語と同じ表現のほうが子どもにとって分かりやすいかと思っている、というのもありますが。

 

時刻の話をするときは常に the がつく

前項の例で気づいた方もいるかもしれませんが、そう、時計の針を意味する hand には the がつくんです。

なぜか。

時計を指さしながら「ホラ、長い針が6に来たら寝る時間やで」など子どもに話しかける時を想像してみてください。そんな場合は、必ず「その」針しかありませんよね。別の時計でもなければ、別の同じサイズの針が時計に入っていることもありません。「the は特定されているモノに使う」ので、いつも特定された「その針」を指す時計の話では、常に the が要るんですよ。

the は「冠詞」といいます。短くシンプルに見えるのに、実は英語を学ぶ上で最も複雑といってもいいほど難しい文法のひとつです。基本的なルールを学ぶことは大切で必要ではありますが、例外も多くあるので、ある意味「慣れ」も習得の方法だと私は思います。「なんでここに the が入ってんの?」と聞かれ「…いや、いつもそう言ってるし。なんでやろね??」と答えるぐらいになると自然に英語を習得してる感じがしますね。

 

the をもう少し解説した記事がありますので、よければ参考にしてくださいね。

 

関連記事
関連記事

 

 

まとめ

時計の「針」は needle ではなくて hand を使う。

長針は the long hand、短針は the short hand、秒針は the second hand 。 常に the をつけるのも忘れずに。

 

 

↓ 私の経営する英会話教室のサイトはこちら

 

↓ 教室の様子はぜひインスタからどうぞ。フォローお願いします★

 

↓ アメブロもやってます

インスタでは書けない長文記事はこっちにアップしてたりします。フォローしてくだされば喜びます!