初心者さんにまず必要なモノは「時間」

初心者さんにまず必要なモノは「時間」

初心者さんに必要なモノ、なんといっても、まず「時間」です。英語の習得にはまず1000時間が必要ともいわれます。「忙しい」の言い訳はご法度! 今回は、私流ですが、勉強時間の確保の方法をちょっとご紹介しましょう。

まず1000時間!

英語力の習得には、机に向かってガリガリ…も含め、勉強は不可欠です。そして英語は言語なので、経験(練習・会話の実践)も絶対に必要です。英語力ゼロでこれから学ぼうと思っている人にとって、絶対的に必要なのはまず、当然ながら「英語に充てる時間」です。

タイトルでは「まず1000時間」と書きましたが、仕事で使えるレベルまで到達するには、2200時間の学習が必要という研究結果もあるそうですから、英語を習得するには長い時間を要します。

なぜ1000時間か…の理屈もありますが、ここでそれを言ってる時間はもったいないので、とにかくコツコツ長時間努力することが必要、だと言うことがお分かりいただければ、それでいいような気がします。

さて、1000時間とはいえ、聞き流すだけ、観るだけ(受け身)では絶対ペラペラにはなりません。また、「半年でマスター!」みたいな甘い言葉にひっかからないように気を付けてください。同じ1000時間でも、中身のある相当な努力が、必要です。

私は指導者の立場として、半年でマスター!という人がどんな風に英語を習得されたのか知りたくて、何冊かそんな本を読んでみたことがあります。

そうすると、その筆者は、その半年間の全て、寝ている時間以外全てを英語に充てておられたことが分かりました。たとえ期間は短くても、ものすごい努力をされています。

なので「コツやメソッドでもあって、ちょっと半年間それをやればペラペラになれるんだ」などとカンタンに考えてはいけませんよ。

この話は私自身がYouTube動画でしていますので、良ければどうぞ。

 

 

「忙しい」は恥ずかしい言い訳!

膨大な時間が必要なのは分かった。でも1日1時間の確保も難しい。そう言う人は多いでしょう。でも、毎日忙しい…それは、言い訳にしかなりません。本当は、きっと英語の勉強のやる気がないだけ、やりたくないだけです。できない理由や文句を言う暇があれば、できるようになるための方法を考えましょう。英語学習が嫌なら、好きになる方法を考えましょう。

また、一度に全部できなくても、少しずつでもいいんです。英語を学習する習慣をつけることが大切ですよ。毎日の歯磨きを想像してください。やらなければ気持ち悪いですよね。英語も、地道にやっていると習慣になり、それをやるのが普通になりますよ。

 

行動が習慣をつくる

行動があってこそ、習慣をつくります。最初はきつく感じても、日々やってくると慣れて、できるようになってきます。要は、やってしまえということです。

 

時間の作り方…行動の断捨離を!

ところで、英語の勉強を確保したいのであれば、まずは「行動の断捨離」をしたらいいのでは、と私は思います。

「断捨離(だんしゃり)」とは、やましたひでこさんが提唱しておられる「モノを減らしてすっきり暮らす」という思想です。モノを捨てるというイメージがありますが、それを「行動で」するのです。要は「やらないでいいことは、やらない」ということ。

忙しい現代、意外にやらないでいいこと、たくさんやっている人が多いように思います。また、スマホで時短ができることも沢山あるはずです。

 

私の「行動の断捨離」の例

参考になるか分かりませんが、私がやった断捨離のいくつかをご紹介してみましょう。

  • 眉のアートメイクを入れました。朝の忙しさが一気に解消!
  • 年賀状をやめました。年末の時間大幅ゲット!
  • 換気扇と窓のサッシの掃除は11月の平日に! 年末の時間ゲット!
  • SNSは仕事以外ではやらない。他人をうらやむ時間カット!
  • スマホは本当に必要な時だけ!
  • ネットで日用品を買う
  • 英語の勉強をするときは、基本ノートは取らない!

 

ほとんどは主婦目線かも? 男性の皆さん、あまり参考にならないかもしれませんね、すみませんん(笑)

この中では、私個人的には「眉のアートメイク」は最強だと思いました! 実際の節約できた時間は朝のたった数分なんですけど、ストレスがめちゃくちゃ減りました。いつでも眉のある、マシな顔でいられることは、モチベーションも上がります(笑)

やらねばならないことが減ると、とっても心が軽くなり、何事にもポジティブに取り組めるようになると感じますね。

また「ノートを取らない」に関しては、スマホやネットの時代だからこそ出来ることかもしれません。ノートは「二度とその情報が手に入らないから、書き留めておく」のが目的のひとつ。それなら、検索したら答えが出てくるスマホがあると、ノートに取る必要はありません。単語を覚えるため、あとでもう一度勉強するためにメモをする、そんな使い方もあるでしょうから、ノートを全く使わないというわけではありません。なんでもかんでも書いて「勉強したつもり」になるのではなく、上手に使うことが大切だと思います。

 

英語ペラペラのゲーム好きの知人の話ですが、こんなのもありますよ。

  • 10人のキャラがいたけど、ザコキャラ3人は捨てて7人に絞った。

彼にとって、ゲームをやめるのは不可能です。でも、英語の勉強のために時間は必要。だから育てるキャラを減らして時短したんですね! なかなかいいアイデアです!

 

モノの断捨離も、有効

前項の「行動の断捨離」をしていると、本来の「モノの断捨離」も、行動の断捨離につながることが沢山あることが判明しました。実践したのがコレ。

  • 服は1帖ほどのクローゼット・棚に収まる量の半分程度

 

選ぶ服が少なければ、迷う時間も減ります。衣替えもしなくて済みます。

例えば、本屋さんに行って英語の本を買おうと思ったら莫大な時間を費やしてしまいませんか? もしそこに3冊しかないのであれば、ほんの1分で済みますよね。それと同じです。

 

どうでしょう、とにかくとっとと英語学習を始めると同時に、時間を生み出す工夫もするといいと思いますよ。

また、「とっとと」というとなんだか適当にやってしまいそうですが、学習するには「計画」も不可欠です。計画なしで勉強するのは、登山をするのにどこが頂上か知らず登るようなもの。ちゃんとゴールがどこか、道はどこを通るか、装備は何を、等計画と行動をセットにして行うことが、成功へのカギと言えるでしょう。

学習計画の立て方は、別記事がありますので参考にしてくださいね。

 

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まとめ

英語を習得するには、相当な時間が必要です。限りある時間を上手に使い、学習時間を生み出しましょう。学習には、計画性をもって取り組むことも大切です。