Let’s go. と Let us go. の違い

Let’s go. と Let us go. の違い

こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ)です。

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さて、Let’s go. の意味はもう説明する必要すらない「一緒に行こう」であり「レッツゴー」とカタカナで書いても誰しもが理解できるフレーズでしょう。でもこの短い単語 let って何?と聞かれると答えられない人も多いはず。そもそもこの単語 let の意味はと聞かれると「~させる」とは答えられる人もいますが、なかなか使いこなせるまで至っていない…という人も多いのでは。今回はこの let をちゃんと理解し、使えるようにしましょう。

let の意味

let は「(誰かに何かを)させる」という意味を持ちます。「使役」とも言いますが、なんで日本の英語教育はこんな難しい言葉を使って英文法を説明するのでしょうね。そんなの不要です。とにかくん、誰かに何かをやってもらうということです。

 

まず Let’s go. をちゃんと理解する

「~させる」という意味の let なのに、なぜ Let’s go. が、これで「一緒に行こう」になるのか探ってみましょう。’s の部分を略さず元に戻すとこうなります。

 

Let us go.

つまり「話す相手を含む us(私たち)に、行かせよう」となるので日本語に訳すと「一緒に行こう」となるのです。よく He is を略して He’s とするため、これも同じく Let is go. だと思っている人がいますが、違いますのでご注意を。

 

Let’s と Let us の違い

では let’s と let us と略さず言うことはないのでしょうか? この2つの意味は同じなのかというと、実は違うんです。例を挙げてみますね。

Let’s go home! 帰ろ~!

話者(自分)と相手、その2人もしくは多数、その話に関わりその場にいる人全員に言う場合、つまり自分と相手(複数でもOK)が、一緒に何かをするということになります。

 

Let us go home. 帰らせてください。

話者とその他の人が、第三者に「~させて」と訊ねる場合。つまり、こちらは話し相手と自分が同じ行動をとるわけではなく、どちらか一方がするということになります。

↑ 長い会議、疲れた…。「帰っていいですかね?」 と言えたらいいのに…と思ったこと、会社勤めの方ありませんか?(笑)

 

us 以外に「~させる」場合

前項の Let us go home. では「私たち」が家に帰りたい、ということでした。それ以外の人達の場合のフレーズをご紹介します。

 

Let me go home, please! 

Let her go home.

Let them go home.

それぞれ、家に帰らせてほしい人は「私」「彼女」「彼ら」となりますね。

 

Let’s, Let us 使えるフレーズいろいろ

動詞の「go」の部分を変えるとさまざまな用途に使えます。

Let’s

Let’s と略して言う方は「相手(複数でもOK)と自分が一緒にやる」というのがコンセプトでしたね。

 

Let’s play here.
ここで遊ぼ。

 

Let’s have lunch at that cafe over there.
あそこのカフェでランチせーへん?

 

Ok, Let’s do it.
よっしゃ、やったろー!

 

Let us

Let us go. の方(略さない方)も、go の部分を他の動詞に変えたり、us の部分を他の人にするといろいろ使えますよ。こちらは話者と相手が一緒にすることではなく「どちらか一方がする」でしたね。

 

Let me know when you find out.
分かったら教えて。

 

I’ll let you know later. 
後で教えるわ。

 

Let him do it.
アイツにやってもらおか、それ。

 

Let us help you. 
私たちにお任せください。

このように、かなり使える便利な単語なんですけど、以外に使えていない人が多いと思うこの let 、コンセプトの解説こそはしましたが、やはり体得あるのみ。どんどん使い、マスターしてくださいね。

 

まとめ

Let’s と略して言う方は「相手(複数でもOK)と自分が一緒にやる」

Let’s go.
一緒に行こ。

 

Let us などと略さない方は、話者と相手が一緒にすることではなく「どちらか一方がする」

Let us go.
行かせてください。

 

 

 

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