「work」の正しい解釈は「仕事」ではない

「work」の正しい解釈は「仕事」ではない

こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ)です。

日本人が好きな言葉(?)「仕事」…これを英語にするとカンタン、work になります。確かにそれはそうなんですけど「それだけ」ではない単語 work 、今回は「仕事」以外で使える表現を学ぶとともに、work という単語のそもそもの意味をちゃんと理解しましょう。

work の本当の意味

冒頭で言ったように、work の意味といえば「仕事」が代表的なモノ…とは日本人なら誰しもがそう思い疑わないでしょう。でも、実はその訳の後ろに、大切なコンセプトが隠れているんですよ。

 

work =「動く」

「え、動く?? それって move じゃ?」と思う人も多いかと思いますので、ちょっと解説しましょう。

「人」が「動く」と書いて「働」という漢字になります。人のために仕えること、人の役に立つこと、それが仕事です。だから、会社に行って働くだけが仕事ではなく、家族のために家事をこなすことだって、大切な仕事です。「家事」は housework と言います。漢字を見ても、英単語を見ても、それが仕事だと分かりますね。また、子供の仕事は遊ぶこと、とも聞いたことがあるのではないでしょうか。

なので work は「動く」つまり「ちゃんと能力を活かす・機能する」という大きな意味になります

また「家事をする」は do housework と言い、do を使います。家事を「する」という日本語の表現と同じで覚えやすいのではないでしょうか。work は言ってみれば do の意味と近い場合もありますね。

ちなみに、move のコンセプトは「移動する」ですので、仕事とはちょっと違います。

 

機械にとっての work 

人間の仕事は前項の通りですけど、では機械にとっての仕事はというと?

例えばプリンターさんの仕事は、印刷することになります。テレビさんの仕事は、映像や音声を映し出すことですね。そう思うと、以下の例文がさっと理解できるのではないでしょうか。

 

Huh?  This printer isn’t working!?
あれ?プリンター動かへん!?

オフィスで、家庭で…プリンターって、たまに動かなくなることありませんか? WiFiの調子がおかしいとか、なんらかのトラブルがおきやすい機械のひとつだと私は思ってるんですけど、そんな時にこのフレーズを言ってみてくださいね。

さて、もう一つ例を挙げましょう。

 

The printer doesn’t work.
このプリンター壊れてる。

この表現は、すでに壊れてしまっていて今は使えない・動かない状態であることが言えます。

最初の表現は今このときを示す「現在進行形」ですが、今度は「現在形」です。文法的な解説なしで、とにかく体得するのが一番だと思う私ですけど、ちょっとだけ説明するとすると、現在形が表せるのは「いつもそうであること」などです。このプリンターは既に壊れてしまって、壊れている状態が常になっているため、現在形で表現している、と言えます。

現在形に関しては、より詳しい記事がありますので、よければお読みくださいね。

関連記事

 

 

プリンターが壊れているなら、単純にこう言うのもアリですよ。

 

This printer is totally broken.
プリンターぶっ壊れてる!

totally とは「完全に」という意味です。total(トータル)という言葉で馴染みがある人もいると思います。total は「全体」「合計」などと言う意味ですので、それの副詞バージョンです。

でも、副詞だの名詞だの覚えなくても、この total という単語の持つ意味をそもそも理解しておくだけで十分英語は理解できるようになるはずです。これは副詞だから…など考えずに、とにかく体得していくのが、英会話上達のコツだと私は思います。

 

まとめ

work は「仕事」と考えずに「動く・機能する」という大きな感覚を持ちましょう。

 

 

↓ 私の経営する英会話教室のサイトはこちら

 

↓ 教室の様子はぜひインスタからどうぞ。フォローお願いします★

 

↓ アメブロもやってます

インスタでは書けない長文記事はこっちにアップしてたりします。フォローしてくだされば喜びます!