冠詞の鍛え方

冠詞の鍛え方

前回お話した「冠詞」、奥が深すぎてどうしようもないヤツではありますが(笑)、英語を習得する上では欠かせない存在なため、やはり勉強しておく必要があります。では、どうやって勉強すればいいか、ひとつアイデアをご紹介しましょう。

そもそも「冠詞」とは?

a, an, the のことで、英語では articles と言います。同じ単語で「記事」という意味もあるのですが、これは同音異義語。そして、大切なのはコレ。

「冠詞あるところに、名詞あり」

必ず、冠詞のあとには名詞が存在し、セットになっていますよ。

逆に、全ての名詞には冠詞がつくのかというと、違うんですよね。

I like eggs.
ボク、タマゴ好き!

egg は名詞ですけど、冠詞はつきません。英語のやっかいなところですね。この話はまた別のところででも。

冠詞の基礎を知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね。

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冠詞の鍛え方

日本語には冠詞という概念がないため、理解が難しいと言えます。しかし、冒頭でも言いましたが、冠詞抜きでは英語は成り立たないと言っていいほど、冠詞は大切な役割を果たします。

概念がない=意識できない…なら、意識しましょう。冠詞の基礎を学んだ上で、以下の練習をぜひやってみてください。

1.冠詞を見つける

小説でも、英会話のテキストでも何でもいいです。自分の実力に合った英文をひとつ、読んでみましょう。そして、その文章の中で、冠詞に印をつけます。(ここではピンクの太字にしています)

Once upon a time, there was a wild dog. He came to a farm and met a farm dog. The wild dog spoke to the farm dog about his job.

2. 印をつけた冠詞とセットになっている名詞を探す

前項で、冠詞は必ず名詞とセットになっている、と言いました。ここで、そのセットになっている名詞を探して印をつけましょう。(ここでは青の太字にしています)

Once upon a time, there was a wild dog. He came to a farm and met a farm dog. The wild dog spoke to the farm dog about his job.

3. 印をつけた冠詞を、とことん勉強する

once upon a time は、もうまるごと覚えてしまったらいい「むかしむかし」という決まり文句なので、なぜ深く a time となっているのか考える必要はなし。there was a wild dog では、「一匹の野犬」ということであり、後の文章では the wild dog と the になっていることから、前述されたこの野犬のこと… などど勉強できますね。

※ 冠詞のことを全く知らないままこのやり方で勉強しようとすると、効果が半減すると思います。a は一つのモノを指す、the は特定されたモノや一度話題に出たモノ、などという程度は理解しておいたほうが効果的に勉強できると思います。

よくやってしまう日本人の間違い

ちょっとオマケです。私がよく、聞く間違った英語をご紹介しましょう。

✕ I’m student. 

I’m happy. とか I’m 30 years old. などという文章で言い慣れているせいなのか(文法的にも違うのですが)、またこの冠詞の概念を理解しきれていないか、など理由は様々あるでしょうけど、この文章は間違いです。ひとりの人についての職業を言う時は、a / an が必要になりますよ。

I’m a student.
僕は学生です。

ちなみに、主語がひとりではなく複数なら、こうなりますよ。

We are students.
僕ら学生です。

まとめ

冠詞を勉強したいなら、文章から、冠詞と、その冠詞とセットになっている名詞を引っ張り出してみましょう。