「シール」は英語では seal ではない!?
- 2020.03.13
- 単語・フレーズ
こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ)です。
子供が大好きな「シール」。これ、英語ではあるんんですけどね、意味・使い方が違うんですよ。正しく理解し、ネイティブに伝わる実力を身につけましょう。
「シール」を英語で言うと?
seal という単語は存在し使われているのですが、意味が違います。子どもが大好きなあの「シール」は sticker と言いますよ。
My daughter really likes stickers! She put them everywhere in our house…
ウチの娘めっちゃシール好きでさぁ、家中シールだらけにするねん(笑)
ちなみに、sticky note とは「付箋」のことで、これも裏に糊がついていて貼れるようになっていますね。sticky はもともと「ベタベタしている」という意味になりますよ。
seal の本当の意味
基本、seal という単語は本来「封印する」「刻印する」「密封する」などの意味になり、そこに裏に糊がついたあのシールの意味にはなりません。何も封筒に限らず、例えば、大きなパッケージや社外秘のもの、薬などなど「未開封」であることを証明できたりもしますよ。
日本語で「シール」の意味になったのは、封筒など封をする際に印を押す代わりになるようなシールを、名詞として使っているのではないか、と何かで読んだことがあります。
label
sticker 以外にも「裏に糊がついていて貼れるもの」はあります。それがこの label。
すでに日本語にもなっている言葉ですよね。しかし「ラベル」と発音してはいけません。無理やりカタカナで書くとすると「レィボゥ」となるでしょうか。「レ」のところにアクセントがあります。
この単語は「情報を伝えるためのもの」です。
put a label on + 人 で「人にレッテルを貼る」という意味でも使えますよ。ここでも、その貼られた紙などにその人について書かれている、という感覚ですね。
ちなみに、日本語の「レッテルを貼る」の「レッテル」とは、オランダ語の letter という単語からきているそうで、英語では上記のように label を用います。「レッテル」は完全な和製英語ですので、外国人に言っても伝わりませんのでご注意を。
seal … まったく別の意味
ところで、この seal という単語、まったく別の意味があるのをご存じでしょうか。それは…
アザラシ。
なぜか? 単純に「橋」と「箸」のような、同音異義語です。
まとめ
「シール」は sticker
「ラベル」は label (発音注意)
「封する(動詞)」は seal
「アザラシ」も seal
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