「分からん」いろいろ

「分からん」いろいろ

関西弁では「分からない」を「分からへん」「分からん」というのは全国的に知られているでしょうか。日本語に本当に沢山の方言があるように、英語にも言い方はいろいろ存在します。今回はその中でよく聞くものをいくつかご紹介しましょう。

 

王道の「分からん」

 

当然、まず誰もが知っているであろうコレですね。

 

I don’t know the answer.
答え、分からん(知らん)!

 

この I don’t know. は「知らない」という意味でも使えます。上記の例でいくと、むしろそちらの方がしっくりくる訳な気もしますね。日本語でも、同じ「分からん」でも「理解できない」時と「知らない」時と、時と場合によってはどちらでも使うと思いますが、それと同じでしょう。

 

 

I have no idea!

 

これも同じですね。アイデアがない、つまり分からない、知らないということになります。

 

 

そしてここで注意、 I don’t understand. とは言わないこと。understand は「分からない」という意味もありますが「納得できない(=理解できない)」というニュアンスを含みますので、単純に「知らない」という意味で使うには少し違います。

クイズの答えを聞いたけど、それがなぜそうなるのか理解できない、等の場合は使えそうではありますが。

 

 

I don’t understand. の使い方

 

前述したように「理解できない」という意味で使う I don’t understand. 問題などが理解できない時以外にも、こんな時にも。

 

I don’t understand him. 
あいつ、ほんまわけわからん。

 

人の考え方や行動は十人十色、なかなか理解できない時も多いでしょう。そんな時に使える、便利なフレーズです。

 

 

 

その他の「理解できない」

 

ではそれ以外の表現方法をご紹介しましょう。

 

まずはコレ。

 

I don’t buy it.

 

なぜ buy なのでしょうか。

人は、何かモノを買うときは値段や価値などに納得してから買うもの。そこから、納得できない→理解できない・分からない、となるわけです。

 

他にも、こんなのもあります。

 

I don’t get it.

I don’t believe it.

 

 

can’t は使わない

上記で紹介した文章すべて、普通に現在形で、don’t を使っていることにお気づきでしょうか。

まぁ I can’t know. とはさすがに言わないとは分かりそうではありますが。日本人はとかく「~できない」を訳そうと I can’t understand.  I can’t get it. など can’t を使ってしまいがち。ですが英語では実はあまりこういった場合では使いません。

 

 

「知らんけど」

 

最後にちょっとだけ、関西人なら少し笑えるかもしれないお話を。

 

関西では、何かについて話をした後、最後に「知らんけど」と付け足すことがあります。話した内容に責任持ちませんよ、実は定かではないんですけどね、的に使う用法、とでもいいましょうか。

例えば…テレビドラマを見ながら、一緒に見ている夫に嫁が。

 

関西人
この女優さん結婚したらしいで。知らんけど

 

こんな場合は英語で…

 

関西人
This actress got married recently. I don’t know.

 

などと同じように、I don’t know. が使われたりもするんですよ(笑)

まぁ、英語の場合は方言ではなく、単純に曖昧にしか記憶していないことに使うような気もしますが。…関西人ってテキトーな人種でしょうか? いえ、そんなことありません、ユーモアがあるだけですよ、きっと♬

 

 

最後に、こんなお話でも。全員関西人のLINEのグループで会話していた時に、たまたま出てきたスタンプについて話題になりました(笑)

 

まとめ

「知らない」は I don’t know.

「理解できない」は I don’t understand.

「分からない」は I don’t get it.

「知らんけど」も I don’t know.