「claimer クレーマー」は「理不尽な注文をしてくる客」ではない
- 2019.09.20
- 単語・フレーズ

こんにちは、Eriです!(プロフィールはコチラ)
↓ 私事ですが2025年9月、自叙伝「フレンズクエスト」を出版いたしました! 生い立ちから英語との出会い、起業という地道な人生の道のり。これから何か始めたい!という若者やママへのヒントとなる一冊です。アマゾンでのみ購入可能です。ぜひ一読を!(リンクはコチラ)
さて。「クレーマー」とは「理不尽な注文をしてくる客」…とは日本語での意味。でもそれ実は、英語では間違いなんです!英語ではどう表現するのか解説しましょう。
クレーマーは claimer ではない
まず最初に、カタカナ語「クレーマー」「クレーム」と聞くと、すぐさま英語だと想像しますよね。それは間違いではないのですが、英語での claim は「主張する」「請求する」などの意味であり、日本語で言うところの「文句を言う」にはなりません。
正しく「クレーマー」を表現するには
では「クレーマー」のことはなんといえばいいのでしょうか。正しくは…
という単語が一番ピッタリでしょう。
The man is such a complainer!
あの人ほんまクレーマーやな!
He complains about everything I do.
あいつオレがやること全部に文句いってきやがる!
-er を取ると、動詞 complain にもなりますよ。
「モンスターペアレント」は英語では?
同じように、学校の先生などに対して理不尽な要求をする「モンスターペアレント」も、英語っぽいですが、アメリカではこう言うようです。
helicopter parent
ヘリコプターのように空中から全てを監視しているような保護者、という感覚で生まれた言葉だそうですね。
まとめ
「クレーマー」は complainer
「クレームをつける」は complain about +クレームをつける内容
-
前の記事
in 「~の中に」以外の使い方 2019.09.13
-
次の記事
ティーンエイジャーは「10代」ではない 2019.09.27