Am I …? って使う？

こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ）です。

Do you …? の疑問文は中学１年生で習いますし、日常英会話でもかなりの頻度で使いますよね。何の疑問も持たず普通に使えている疑問文です。そこで、よく初心者さんから出てくる質問に「じゃあ、Am I …? は？　何か変じゃないですか？使うことないのでは？」というのがあります。今回はその疑問を解決しましょう。

疑問文の作り方　おさらい

まず最初に、そもそもの疑問文の作り方をおさらいしておきましょう。さすがにそれは分かってる、という方は飛ばして次の項目へどうぞ。ただ「分かってる」と「言える」「実際の会話でスラスラこなせる」は違いますから、知っているという方も、しっかり実践で話せるようになるまで練習は必要ですよ。

You like blue.

この文を疑問文にする時は、アタマに do を、最後に？を付けて完成ですね。

Do you like blue?

you じゃなくて they の場合も同じ。もしそれが she / he / it なら do の代わりに does を使います。

Does he like blue?

さっきちょっと言った、「分かってる」と「言える」「実際の会話でスラスラこなせる」は違う…というのを思い出してください。ここで、Does he ～？の文章、サラッと言えますかと聞かれるとどうでしょう。練習ありきですよ。

Am I …? は使うのか？

おさらいをしたところで本題にいきましょう。「Am I …? って、使うことあんの？」でしたね。前項での例文のように、例えば I am a student. という文章を疑問文にすると…

となります。

これを見たら「自分のこと知らんなんて、記憶喪失にでもならん限り使わんやん！　記憶喪失なんかそうそうなるモンちゃうし、映画の中でしかなさそう…　ホラやっぱり使わへんやん！」と思われるでしょう。

「Am I …？は使うのか？」…はい、それでも、答えはあっさり YES です。めっちゃありますよ、使う機会。

Am I …？を使った例

「自分のことを自分自身に聞くときに使う」…とは、どんな時なんでしょうね。例文を見ていきましょう。

うわヤバイ！待ち合わせの時間に遅れそう！　自分が遅れたどうか時計を見る間もなく走って待ち合わせ場所に向かう彼が、待っていた彼女に言う…　そんな場面が想像できます。

さっきの待ち合わせに関してなら、今やスマホで時間確認ができるので、そんなに使う頻度はなさそうに見えますね。でも今回の例文では「自分の考え方は間違ってるか」という質問になります。考え方やモノの捉え方は千差万別。このセリフが登場する場面はいくらでもありますよ。

友人の結婚式に参列するからオシャレを…　デートのためにちょっと着飾って…　など自分の外見を気にすることはよくあるでしょう。自分の見た目は、他から見て大丈夫かどうか尋ねる、これもよくあるでしょうね。

別の言い方として、こんなのもありますよ。

Am I …? は馴染みがないという今回の話ですが、Do I …? も同様に使う頻度が少ないため「そんな文章あるんか？」と疑問に思う人もいる文章。コレも実際、よく使います。その話はまた別のところででも。

「ここはどこ？　私は誰？」というのは、それこそ映画の中で記憶喪失になった人が言うセリフでしょう。それがなぜ日常で使うのか…　例えば、ゲームで動物や有名人のマネをして、それを周りが当てる時。モノマネ芸人さんなんかそうですね。

これはちょっと今までの使い方と違って、現在進行形の疑問文ではあるのですが、よくある場面のひとつなのでご紹介しました。「大失敗！やってもうた！」…そんな時などに、独り言として出てきそうなフレーズです。まぁコレは、使う頻度が少ないほうがいいですけどね(笑)

まとめ

意外に使う場面が多い、この Am I …? という言い方。「そんな言い方するのか？」と疑問に思うということは、それを知らないだけのこともあります。

英語は体験・実践が一番の上達の近道。とにかく生きた英語に触れること・実際に使うことが大切です。

そんな時にこの Am I …? を聞くこともあるかもしれませんね。

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