「~できたらよかったのに」と言いたい I wish I could …

「~できたらよかったのに」と言いたい I wish I could …

言いたい内容が難しければ難しくなるほど、難しい英文法が必要にる時もあります。(意外にシンプルな中学英語でいける時も沢山あるのですが)今回は、難しいこと抜き!で「~できたらよかったのに」と言えるように練習しましょう。

「~できたらよかったのに」と言うには

 

I wish I could + 動詞の原形

文法の説明をすると難しくなりそうなので、まずは何も考えずに、例文をいくつか見てみましょう。

 

亡くなってしまったおじいちゃんに、会いたい。

 

I wish I could see him again…
おじいちゃんに会いたいな…

 

 

既婚の彼…出会うのが遅すぎた。大人の世界では、よくある(?)でしょうか。

 

I wish I could marry him…
彼と結婚できたらいいのに…

 

 

息子の授業参観に行きたいけど、仕事があるお父さん。

 

I wish I could be there.
行けたら良かったんやけどな。

be は「居る」という存在を示すことができます。there 「そこ」に居ることができたらよかったのに、という感じですね。

 

 

テレビの中の、大好きなアイドルに会ってみたい。

 

I wish I could talk to her in person…
彼女に会って話ができたらいいのに。

in person は「実際に、直接会って」という意味になりますよ。

 

 

ちょっと難しい文法をマスターする方法

I wish I could … は少し長いですよね。少し高度な文法と言えるかもしれません。そして、中学校や高校で習ったことはあるはずでも、なかなかそれを使って話せている日本人はいないでしょう。そんな、ちょっとすぐ学んだだけですぐ使いこなせるとは思えない文法を、ちゃんとマスターし使えるようにするために私がお勧めする方法としては「まず、例文をとにかく何度も言ってみること」。何度も言っていると慣れてきます。それから文法学習をしたり、より深い意味を調べたり、自分の文章を作ってみるといいと思います。

そして、そこで大切だと思うのが「何度も言ってみる素材」が、自分の日常生活により近いものを選ぶこと。例えばハリーポッターの魔法の世界の話のフレーズを練習しても、私たちの現実社会では使いませんよね。それよりも、ハリーさんが隣に引っ越してきた!みたいな内容のほうが使いやすいはずです。

 

I wish I could … で伝えられる気持ち

日本語で考えてみても同じですが、「~できたらいいのに」という言葉には、いろんな感情が入っていますよね。

「できたらいいけど、できない」

上記の例文のように、亡くなってしまった人には二度と会えません。夢の世界、願望ですね。

 

「できたらいいけど、しない」

2つ目の例文、参観に行きたいけど行けないお父さん。有給休暇を取れば行けるかもしれないけど、取らない。「しない」という選択を、自分でしている場合。頑張ったらできるかもしれない、でも諦めている場合。

 

どちらにせよ、wish というのは「できそうもない願望」を表現する言葉です。あなたは、どんな願望を持っていますか? 自分で文章をつくり、練習してみてくださいね。

 

 

まとめ

I wish I could +動詞の原形 「~できたらいいのに」