「パンツ」「 ズボン」言い方間違えてませんか?
- 2019.03.29
- 単語・フレーズ
「ズボン」は和製英語…というか英語ではありません! 今回は日常でもよく使う、でも日本語にはない複数形の概念も入って少々難癖ある「足」にまつわるお話です。
「ズボン」を英語で言うには?
ズボンの語源はフランス語の jupon (ジュポン)という言葉からだそうで、英語ではありません。
夏に活躍する「ショートパンツ」は英語で?
short pants も和製英語でした!
しかし、パンツ、ショーツというと下着の意味で使用している我々日本人。英語ではなくカタカナで書くと尚更です。へんなふうに和製英語を使っていますね(笑)
そして、足は通常2本あるので、pants も shorts も、どちらも複数形を用います。
日本語でいうところの「パンツ」「ショーツ」は英語で?
先ほど出てきた日本語においての「パンツ」「ショーツ」が英語でないとするなら、それらを英語で言うには?と思いますよね。
underpants
underwear
下着のことは上記のように言います。服の「下」に着用するので under という単語が入っているんですね。そして、pants はアメリカ英語。イギリス圏では trousers と言います。
足にまつわる言葉は、基本複数形
上記で「基本足は2本あるので複数形になる」と言いました。なので同様、ジーパンもストッキングもと複数形になります。
jeans
stockings
また、当然ながら靴も靴下も。
shoes
socks
単数形で使える shoe
基本は複数形で使う shoes や socks。でも実はこの shoes や socks は単数で使えないこともないんですよね。
靴(かたっぽ)どこ行った?
複数形の概念のない日本語では、片方でも両方でもただ単に「靴」と言いますが、英語では shoe と単数形を使うことによって「靴かたっぽ」のことをあらわせます。
冠婚葬祭などで、靴を脱いで上がることも多い日本。沢山並んだ靴の中で、自分の靴がない(見つからない)!なんて経験はありませんか? 片方だけどっかいくことは稀で、だいたい両方見当たらないことのほうが多いでしょう。そんな時は…
靴(両方)どこいった?
上記のように is を are に、そして靴も複数形 shoes にしてくださいね。ここ、日本人にありがちなポイントですので気を付けて。
まとめ
ズボンのことを言いたいときは pants
下着のことを言いたいときは underpants、underwear
足にまつわるモノは、基本複数形になる
-
前の記事
married と marry の使い方 2019.03.15
-
次の記事
英会話力の上げ方 2019.04.05