英語での会話で不要なもの「謙遜」!?

英語での会話で不要なもの「謙遜」!?

こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ)です。

英語を勉強していると、外国人との会話だったり英文記事なんかを読んだりして、海外の文化に触れる機会がある人もいると思います。今回は、私が海外を旅し、英語を学習し、英語教室を運営していて思うことのひとつ「謙遜」についてお話しましょう。これを知ると、外国人とのコミュニケーションがよりスムーズになるかもしれませんよ。

会話のスタートは相手について尋ねることから

「良い天気ですねぇ」が会話のスタートであることも多い日本。当然ながらその内容は「天気」ですね。でも、英語では違います。会話の初めは主に How are you? であって「会話をしている相手」について聞いています。天気みたいなどうでもいい話とは違い、相手とのコミュニケーションが既に始まっていると思えるのは私だけでしょうか。

 

相手を褒める

そして、その相手がステキなスカーフを巻いていたりすると、こう切り出します。

 

That scarf looks good on you!
It suits you.

そのスカーフ似合ってるね!

モノ自体を褒めるのではなく、それを身につけている相手を褒めるんです。

日本ではどちらかというと「わ、そのスカーフかわいいね」など、スカーフそのものについて話すことが多いような? まぁその場合は「それを選んだあなたはオシャレ」ととらえることもできますけどね。

 

褒められたら素直に Thank you!

先ほどのスカーフでは、素直に「褒めてくれてありがとう」とも言えそうです。ではこの場合は?

 

Your legs are really long! You can be a runway model, I think!
脚めっちゃ長いですね!モデルなれるんちゃいます!?

たいていの日本人の場合は「イエイエ…」と謙遜してしまいそうですよね。でも英語で答えるなら、素直にまず Thank you! と言う人が多いのではと経験から思います。

相手がせっかく褒めてくれている。相手がそう思っていることを否定しているような?謙遜は、英語圏ではあまり必要ないように思います。

実際に、私の知人で脚がスラリと長くスタイル抜群の日本人女性がいるのですが、彼女はヨーロッパを一人で渡り歩くのが趣味の、素敵な女性です。そして彼女は、流行りのダボっとした服は一切着ず、いつも美脚やスタイルをよりアピールできるような服装を心がけていて、颯爽とジーンズやスカートをはきこなしています。

私は、そんな彼女に会う度にこう言います。「相変わらず脚も立ち振る舞いもキレイな」

すると彼女はこう答えます。「ありがとう」

ヨーロッパ諸国を旅する彼女なので英語圏の考え方に近くなっているのかもしれませんけど、この考え方はなにも外国人だからというわけではありませんね。せっかくの自分のチャームポイントは活かさないと!です。

 

謙遜不要、建前も不要

ただ、本当にそう思わない時はバッサリ NO を言うのも英語圏。

それはただ単純に自分の意見を出しているだけ。何も相手を全否定しているのでもなく、相手を傷つけるというつもりも全くありません。「おたくのお嬢さん、ピアノお上手ですね」は「やかましいから控えてくれ」という意味になる京都とは真逆のような。もちろん直球を避ける=相手を思いやると言う文化ともとれるこの建前は、一概に全否定できるものでもありませんが。

日本語って、難しい!(笑)

 

自分の意見を持とう

ということで、英語でのコミュニケーションをとるには「素直であればいい」とシンプルに思うところです。

でも、そこでまた外国人から言われてしまうことのひとつ「日本人は意見がない」

「会議は聞くもの」でOKな日本。でも海外では「発言しないならいないも同然」。どう思う?とか聞かれると「どっちでもいい」、How are you?の返答が「So-so(まぁまぁ)」となる日本人。出る杭は打たれる社会で育っている私たちはどうも、自分の意見を出すのが苦手だったりします。でも、それでは外国人をイラつかせてしまうだけ。会話をするからには、自分をちゃんと出す心がけが必要ですよ。

 

How are you? と聞かれ So-So と言わない 

前項で少し触れましたが、How are you? と聞かれ So-So. と答える人。英語学習者、とくに初心者の方に多い気がします。

文法的には間違いではないのですが、実はコレ、外国人はあんまり言いません。私は今まで外国人からコレ、聞いたことがないかも。本当に気分は普通、まぁまぁの時は I’m good. とか I’m okay. とか他の言い方をするような。

 

まとめ

英語でのコミュニケーションは常に素直に。相手をちゃんと見て、いいところを褒めましょう。天気の話題や謙遜、建前は不要です。自分の意見を持つことも大事ですよ。

 

 

↓ 私の経営する英会話教室のサイトはこちら

 

↓ 教室の様子はぜひインスタからどうぞ。フォローお願いします★

 

↓ アメブロもやってます

インスタでは書けない長文記事はこっちにアップしてたりします。フォローしてくだされば喜びます!