英会話初心者さん向け多読のコツ

英会話初心者さん向け多読のコツ

こんにちは、Eri (プロフィールはコチラ)です。

英語力上達には欠かせない「多読」…多読といってもやり方があります。初心者さんに分かりやすく、シンプルに解説しますので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

あんなに学生時やったのに英語ができるようになっていない理由

学生時に何年も英語を勉強した(させられた)にもかかわらず、大人になっても英語ができるようになっていない理由のひとつとして挙げられるのが、この多読をやっていない、ということがあるそうです。

いや、結構英文読んだよという方、よく考えてみてください。中学校1年生から使う教科書、1冊にどれほどの英文が載っているでしょう。まとめるとたかが知れていると思いませんか?

私たち日本の英語教育では、圧倒的に英文に触れる量が少ないんです。

多読がいい理由 私の経験談

沢山読むことで、語彙力もつきます。速読もできるようになります。ストーリーを日本語に訳さず理解する能力もついてきます。この多読なしで、英語の上達はあり得ないと言っていいほどです。

そう強く思うのも、私自身の経験があるから。

↑当時は登ることが許されたエアーズロックの頂上から

 

私は昔オーストラリア大陸1周1人旅を約1年かけてやってきました。1年もいたらさぞかし英語ペラペラでしょうね?と言われたりもしましたが、帰国後人生で初めて受けたTOEICはなんと440点! お恥ずかしい限りです(笑) 1年も英語漬けになっていたのになぜ?と思うでしょう。自分で分析するに、それは「読むこと」をやっていなかったからだと思います。

旅の英会話的な「ここの町には大きな動物園があるよ」「この観光地はおすすめ」「電車のチケット手配」なんていう会話は確かにできるようになりました。宿に帰ると文法書もやりました。でも、大量に英文を読んだかというと、全然やっていなかったんですね。知っている言葉の量、表現方法が、少なすぎたんですよ。TOEIC440点も、実はほとんどがリスニングで取った点だったんです。耳は慣れていたけど、読解力ゼロだったわけです。ある意味典型的な日本人と真逆だった私。もともと英語力ゼロだったので、そこから猛勉強開始、基礎文法を再度やり直し、そしてとにかく新聞やら本やら読みまくりました。そして一年後ぐらいだったか、再度受けたTOEICでは770点まで上げることができました。(TOEIC対策はほぼナシ、公式問題集を数回解いてテストの形式に慣れたぐらいで、実力で受けました。)

 

読むものは自分の実力以下を選ぶ

多読がいいと思っても、さて何を読めばいいのでしょう。私の場合、まだネットがあまり普及していない時代だったので、とにかく手に入る英文なんでも読んでいましたけど、内容が難しすぎて読めなかったり、学習には非効率だったことも。

また逆に、何でも手に入るネット社会の今は、ありすぎて選べないこともあるでしょうし、私のように間違えた教材や記事を選んでしまうこともあり得ます。

そこで、初心者さんにおすすめする、選ぶポイントはコレ。

 

1ページに2~3個しか分からない単語がない本や記事

 

え、そんな簡単なやつやってたら勉強にならないのでは?と思いますよね。でも、多読によって得られるメリットは「語彙力・表現力・速読力・日本語に訳さず理解する能力」などがあります。

語彙力ならば、尚更知らない単語が沢山入っているほうがいいのでは?と思うかもしれませんが、思いだしてみてください。学校で習った単語全部、使えていますか? 外国人に話しかけられて「………」となっている日本人、知っている単語すら使えていませんよね。語彙力といっても単純に単語の意味を知るだけではなくて「その使い方を知ること」が大切です。そして使えるようになること、これが最も大切で、英語学習のゴールのはずです。

そして沢山読むことで、いちいち日本語に訳さなくなってきます。難しい文章や知らない単語だらけの本をやっていては、つい日本語で考えたり訳を調べたりしてしまって、立ち止まりますよね。日本語の本を読むようにスラスラと英語が読めるのが目標です。立ち止まらず自然に読む練習には、簡単な内容のものを選ぶべきです。

サイトで読む方は Breaking News English がオススメです。以下詳しく載せていますので、良ければお読みくださいね。

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本で読みたい方はこっちかなと思います。

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まとめ

多読は英語力アップに不可欠です。「実力以下、スラスラ読めるレベル」を選ぶのがコツですよ。

 

 

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