このサイトのコンセプト
このサイトを開設するにあたり、私が決めたコンセプトが3つあります。それは…
- 「文法の名前」「難しい説明」は避け、カンタンに解説する
- 本当に会話で使えそうな例文だけを載せる
- 関西弁で訳す
それぞれ、何故そうなったかのお話をしますね。
コンセプト1 「文法の名前」「難しい説明」は避け、カンタンに解説する
私が社会人になってから英語を勉強して思ったこと。中学生の時に習った「関係代名詞」だの「現在進行形」だの、こんな「文法の名前」だけが記憶に残り、会話ができるようになっていないと思いませんか? そして実際に会話するときだって、これは形容詞だから…とか考えて話さないはずです。学校で習ったやり方では、話せるようにはならないのです。なので、このブログでは極力そういった「文法の名前」や「これはTo不定詞だから…」などの説明は避けて、できるだけ自然に英語を習得できるよう書いているつもりです。英語は社会人デビュー、偏差値40、高卒の英語が苦手だった昔の自分自身でも理解できるよう、簡単な表現をつかって、英語学習方法や考え方、使えるフレーズなどヒントをご紹介しています。
コンセプト2 本当に会話で使えそうな例文だけを載せる
英語学習のサイトには基本、例文が沢山載っていますよね。でも、それらの例文、結構難しくありませんか? また、会話のやりとりの例文もありますが、実際の会話は絶対例文通りには進みません。英会話のサイトですから当然ながら例文解説は必須ですが、このサイトでは極力例文は少なく、カンタンな文章にしています。例文が少なかったら役に立たない!と思われるかもしれませんが、例文はあくまでも例文。そこから自分の身に置き換えて文章をつくる練習をし、自分のことがちゃんと言えるようにするのがお勧めです。
He likes apples.
自分が女性なら He を She に、そして好きなものがリンゴではなくバナナなら banana にすれば、自分の文章の完成です★
コンセプト3 関西弁で訳す
昔、私の経営している英会話教室で、中学生の生徒がこんなことを言いました。
「英語って、みんな丁寧に話しますよね」
例えば、こんなフレーズ His plan sounds interesting. その訳は「彼の計画はおもしろそうに聞こえます」と書かれています。…でも、もちろん実際そんな風には話しませんよね。訳し方なんて、誰が話すか、誰に話すかにもよるし、状況によってその解釈は様々。だからそれをちゃんと伝えるために、私はあえて自分の地域の言葉「関西弁」でリアルに訳そうと思ったのです。正直言えば、英語で会話をするときに、訳なんていちいちしていれば会話に追いつきませんから、訳なんて本来不要なのですが、ネットは「学ぶところ」として訳を載せています。
↑ 実際に、中学生君が持ってきた学校のプリント。こんな日本語訳ばかり見ていたら、そりゃそう思いますよね(笑)
英語学習を頑張っている皆さんに、英語の世界を存分に楽しみ、そしてちゃんと練習を重ね(ここ大事!)、使えるようになって欲しいと願いを込めて。